0. 仮想PCへテストインストール
仮想PCの準備 - VirtualBox
Fedora19をいきなり実機でインストールしても、Linuxに不慣れな人間にはトラブル発生は避けられません。仮想マシン構築でFedoraに慣れましょう。
で、とりあえずFedoraCDイメージのダウンロードです。
http://fedoraproject.org/ja/
Fedoraのページ、なんだかかっこいいなぁ。CentOSと違って...
なぜCentOSではなくFedoraかというと、CentOSへSamba4をインストールするのがややめんどくさかったからです。Sambaパッケージをあれこれしないといけないようで。
時期が来ればCentOSへもSamba4が標準になるのでしょうが。
Fedora19 ISO
http://fedoraproject.org/ja/get-fedora-options#formats
ここの「Fedora 19 ネットワークインストール CD」です。「64-bit PC 向け 317MB ISO ディスクイメージ」ですね。
これをダウンロードしておいてください。
ここではVirtualBoxを使用します。
VirtualBoxのインストール、取り扱いは省略します。
VirtualBoxを起動し、「新規(N)」で新たな仮想マシンを作成します。「仮想マシンの作成」ダイアログが出ます。
「タイプ」はLinuxを、「バージョン」はFedora (64bit)」を選択し、「次へ」。
メモリーサイズは1G~2GBくらいかな。適当です。実機に合わせてください。
インストール先の仮想ディスク作成のダイアログになります。これも適当に名前を付け、サイズ指定します。8GBもあれば十分。可変でOK。
設定画面になります。必要な設定は「ストレージ」「ネットワーク」です。
「ストレージ」は先ほど作成した仮想ディスクがSATAに自動的に割り当てられています。IDEには先ほどダウンロードした「64-bit PC 向け 317MB ISO ディスクイメージ」を指定してください。
「IDEセカンダリマスタ」とあるプルダウンの右のCDアイコンをクリックするとISOイメージを選択できます。
「ネットワーク」は 「ブリッジ」でOKです。仮想マシンへ実IPを割り当てる方式です。
あとは適当にオーディオをオフにする、くらいかな。
で、「起動(T)」します。ダブルクリックでもOK。
「Install Fedora 19」でEnterキー。
「使用する言語」は日本語で。
それぞれのアイコンはクリックできます。!マークは未設定ですね。ここで「ネットワーク設定」をしておくと楽ちんです。クリックします。
わかりにくいですが右下の「設定(O)」でアダプタの設定画面に入ります。
忘れずに画面下の「ホスト名(H)」もわかりやすいものに変えておいてください。
それとネットワーク名を控えておいたほうがいいかもしれません。ここでは「enp0s3」ですね。
画面左上の「完了」でネットワークの設定を完了します。
次に「ソフトウェア」です。
「ソフトウェアの選択(s)」アイコンをクリックします。
画面一番下の「最小限のインストール」を選択します。GUI無しのコンソールオンリーのタイプですね。もちろんデスクトップが必要ならいろいろと選択してみてください。
画面左上の「完了」でソフトウェアの設定を完了します。
次に「ストレージ」です。
「インストール先(D)」アイコンをクリックします。
VirtualBoxで作成しておいたディスクが表示されますので、クリックしチェックマークを付けます。
画面左上の「完了」でインストール先の設定を完了します。
何やらフォーマットがどうのこうのとダイアログが出ますが、そのままでOKです。
!マークが無くなったので画面右下の「インストールの開始(B)」をクリックします。
ディスクへインストールが開始されます。同時にrootのパスワード設定と、管理ユーザの設定が可能になります。
パスワードは「脆弱」と判定されてもそのまま使用できます。推奨されないだけですね。
VirtualBoxの設定から、CDを抜き取る=「デバイス」→「CD/DVDデバイス」→「仮想ドライブからディスクを除去」を選択しておくように。
無事にインストールが完了したようです。
ユーザ名、パスワードの順に入力して下さい。
ちなみにシャットダウンは
[root@Fedora-Server ~]# shutdown -h now
です。お忘れなく。